1、入院時に用意するもの
・箸、スプーン、急須、湯飲み、屑籠、ティッシュなどの日用品や洗面用具(タオル、バスタオル、洗面器,シャンプー、石鹸、歯ブラシ)、タオルは多めに御用意下さい。
・室内履き(高齢者の方は転倒防止の為、スリッパでなく、シューズにして下さい)
*(注意)多額のお金、貴重品は、お持ちにならない様にして下さい
2、入院の費用
・入院の費用は、月の10日ごとに締めて、5日後に請求します。その都度お支払いをお願いします。
3、入院中の食事
・栄養士が皆様の病状に合わせた食事を御用意します。他の飲食物の持ち込みはご遠慮願います。
4、病衣
・病衣(寝巻)は、病院より有料で貸出してます。寝具の敷布は毎週月曜日、病衣は夏期は週3回、その他の時期は週2回定期的に交換します。尚汚れた場合はいつでも申し出てください。お取り替えします。
寝巻を持ち込まれる方は、週2回(夏場は3回)の替えをご用意してください。
5、面 会
・原則として、午前8時から午後8時迄です。他の患者さんに迷惑にならない様出来るだけ短時間でお願いします。病状によっては、面会をお断りする場合があります。
・面会の方は、病室での飲食はご遠慮ねがいます。
6、入院中に守っていただくこと
・入浴、外出、外泊等は医師、看護婦の許可を受け指示に従って下さい。
・消灯は午後9時です。
・電器ストーブ、酒類の持ち込み、賭事等は、固くお断りします。
・院内は禁煙です。ご協力ください。
・病衣のまま外出しないようお願いします。
・病院の駐車場は外来患者様用です。駐車場に車を長期間放置しないで下さい。
* 他の患者さんに迷惑をかけたり、入院の規則に従わない場合は、強制的に退院して頂きます。ご了承下さい。
*長期入院(180日超)された場合の負担増について
病状が軽く治療の必要性の低い長期入院(180日超)されている患者様の自己負担が増えます。(選定療養費といいます。)
該当される場合は、事前に文書で御連絡致します。
福山青葉台病院施設基準及び人員
医師 常勤2名 非常勤2名
療養病棟入院基本料2(5:1,5:1)
患者様5名に対し看護職員1名、介護職員1名配置しています。
理学療法II 理学療法士 1名(常勤)
入院食事基本料1 管理栄養士 1名(常勤)
* 労災指定病院
* 原爆被爆者健診病院
* 生活保護指定病院
NSTとはNutrition Support Teamの略で、患者様の栄養サポートをチーム医療として行っている組織です。当院では、医師・看護師・管理栄養士が連携し、主に入院患者様の栄養評価・栄養管理を行い褥創・誤嚥性肺炎・他の感染症の予防し、QOLを向上させることを目指しています。
具体的には入院されたときに、褥瘡のなりやすさや現在の栄養状態をカンファレンスで検討します。リスクが高いと考えられる方に関しては、栄養をどの様な方法でどのくらい投与するのがよいか検討し定期的に評価を行っていきます。またチームで回診を行い実際の患者様に接することにより評価も行っています。
さらに、レベルアップを図るために勉強会を行い、少しでも良い医療を患者様に受けていただけるよう目指しています。
入院患者様では、NSTのサポートにより褥瘡の改善や肺炎による熱発の軽減等も見られております。療養型病床である性格上胃ろうを増設される患者様が多くおられますが、それぞれ栄養状態も全身状態も改善しています。
褥創とはいわゆる「床ずれ」のことで、寝たきりの方や手術を行った後で動けない方の仙骨部や踵などにできる皮膚の障害や壊死です。具体的には皮膚が最初は赤く腫れたようになり、その後壊死(皮膚の細胞が死んでしまう)によって黒くなったり黄白色になり、そこに細菌感染を伴うと、ポケットという皮膚の下の深い穴を伴ったりします。圧迫などにより皮膚を栄養する血管の流れが悪くなると高齢者や脱水の方では半日で褥創になることもあります。
当院でも体位変換や(体の向きを変える)体の圧を分散させるマットレスなど褥創の予防に努めていますが、それでも患者さんの状態によっては褥創になる場合があります。
ラップ療法・開放湿潤療法(Open Wet Therapy)は最近広まってきた新しい褥創治療法で、食品用ラップなどのプラスチックフィルムを褥創部分に貼り付け創面の湿度・温度を保ちながら治療する方法です。創が治るのに必要な環境(湿潤環境・体圧による二次損傷の回避等)を整えてやるのに従来の方法よりも医学的にも経済的にも様々な点で有利であり、当院でも患者さんや家族の方の同意の基にラップ療法を積極的に取り入れています。
従来の褥創治療では市販の医療用フィルムドレッシング材等を用いた治療が主であり薬事法の趣旨にも添っていますが、ラップ療法はそれを上回る効果があるとされており、さらに広く用いられていくものと考えています。
この方法はご家庭で在宅療法を行っている方にも簡単に取り入れることが出来ます。詳しくはご相談ください。
内容に関してご質問等ありましたらこちらまで
当院はPDN(PEGドクターズネットワーク)にも加入し栄養状態に問題のある方に積極的に胃ろうを導入し、患者様の全身状態の改善に役立てています。今年度は99歳の肺炎ををよく起こす方に胃ろうを増設し、熱も下がり無事100歳を迎える事が出来ました。
胃ろうの利点は1.栄養を自分の腸から吸収できること、2.薬などを投与することも出来ること、3.入浴も問題ない事、等多くありますし、胃ろうを作ったからといって口から全くものが食べられなくなるわけでもありません。また、状態が良くなれば抜いてしまえば半日でふさがって元通りになります。
胃ろうによって一人でも多くの患者様の栄養状態・全身状態が良くなればと願い取り組んでいます。
